生臭い陰部の悩み!膣洗浄で今すぐ解決

性病・性行為感染症(STD)

性行為感染症は、性行為によって感染します。感染リスクは、複数の人の性的接触や感染者との性行為(SEX、ディープキス、ペッティング、フェラチオ、クンニリングス、アナルセックスも含む)で高まります。また母親が感染していると産道を通るとき赤ちゃんに感染することもあります。免疫力の低下、ストレス、風邪や病気をきっかけに症状が発症することもあります。

 

性行為感染症の中には、排尿時の痛みや陰部の痒み、おりものの変化、陰部周辺のできものなどで発見されることが多いのですが感染していても無症状のケースも珍しくありません。


ウィルスによる感染

 

性器ヘルペス 性器ヘルペス(単純ヘルペスウイルス)は、性的接触が原因で痒みや水疱ができる。性行為のパートナーが多いほど感染リスクは高まる。男性は、包皮や亀頭、女性は外陰部のほか子宮頸部や臀部、大腿に症状があらわれる。口唇ヘルペスは、フェラチオやクンニリングスといったオーラルセックスが原因となるためセックスのときにコンドームを着用するだけでは予防できない。アナル周辺にもできるものを肛門ヘルペスと呼んでいます。パートナーと一緒に再発しやすい。
尖圭コンジローマ 尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス、HPV)の感染が原因。男性の場合、陰茎・亀頭・陰嚢・肛門女性の場合、肛門・会陰・小陰唇・大陰唇・膣内・子宮頸部・大腿・口唇に淡紅色又は褐色調の乳頭状のカリフラワーのようなイボのようなものができる。男性同士(同性愛者)による肛門性交で感染しやすい。
B型肝炎 B型肝炎は血液や体液を介して感染します。出産時の母子感染、性行為からの感染、輸血、刺青、予防接種、注射針を介して感染する
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)AIDS、エイズ AIDSエイズは、ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus=HIV)に感染することで発症する。性的接触が主な感染経路。血液・精液・膣分泌液・母乳を介して感染する
成人T細胞白血病 成人T細胞白血病(ヒトTリンパ好性ウイルス)感染経路は母乳、性交渉、輸血など。全身のリンパ腫が腫れたり原因不明の発熱が続く。
サイトメガロウイルス感染症 妊婦が妊娠中に感染すると生まれてくる赤ちゃんにリスクがある。低出生体重、小頭症、難聴、発達障害(重度〜軽いものも)視力障害、てんかん、
伝染性軟属腫(水いぼ) 小児がよくかかる。免疫力が低下すると成人でもかかる
C型肝炎 輸血、手術、刺青、覚醒剤注射の回し打ちなどが感染原因

 

細菌による感染

 

梅毒 性的接触((セックスやアナルセックス)によって感染する。アレルギーや風疹・麻しんのような症状があらわれる。初期に発見し早期治療が大事。陰部、口唇部、口腔内、肛門にしこりができることもある。しかし治療をしなくても症状が軽快するため感染に気づかないまま長い間放置する人もいる。しかし脳や心臓に重大な合併症を起こす。昔の性病のように考えれているが最近は男性と男性が性交するケースも増えているせいか患者は増加傾向
淋病(淋菌感染症) 男性は尿道、女性は子宮頚管炎や尿道炎を起こすが無症状のことも多い。子宮内膜炎、卵管炎のほか発熱、下腹痛、不妊症につながりやすい
軟性下疳(なんせいげかん) 軟性下疳菌が原因。男性は、亀頭の溝に女性は陰唇に、大豆くらいのコブができる

 

クラミジアによる感染

 

性器クラミジア感染 性器クラミジア感染症、クラミジア・トラコマチスによる感染。女性は子宮頸管炎骨盤内炎症を引き起こし女性不妊につながる。男性も精巣上体炎や尿道炎を引き起こし男性不妊の原因になる。男性の場合感染しても無症状(睾丸が腫れる人もいる
鼠径リンパ肉芽腫 梅毒、淋病、軟性下疳に続き第四の性病と呼ばれる鼠径リンパ肉芽腫。クラミジア・トラコマチスによって発生する感染症。外陰部、会陰部、小陰唇、陰唇小帯が潰瘍化する

 

真菌による感染

 

性器カンジダ症 性器カンジダ症、カンジダ真菌が性器に感染する。免疫力が落ちると繁殖しやすい日和見感染。
口腔カンジダ症、鵞口瘡(がこうそう) 口腔カンジダ症、鵞口瘡(がこうそう)
白癬 白癬、皮膚糸状菌が原因。股にできるのが白癬菌感染症(いんきん)や体部白癬(たむし)。足にできる足白癬(水虫)手足の爪にできる爪白癬(爪水虫)頭部にできる頭部白癬(しらくも)

 

寄生虫による感染

 

腟トリコモナス症 トリコモナス原虫による感染症、通常女性のみ症状があらわれる。膣内の乳酸桿菌(常在菌)は、大腸菌などを繁殖させない自浄作用の役割を果たしている。トリコモナスに感染した膣内は、自浄作用が抑制され大腸菌などが繁殖し悪臭を放つ。泡状の帯下が増えるともに女性器のかゆみ・痛み・灼熱感などの症状があらわれる。パートナーと一緒に治療しなければ再発を繰り返しピンポン感染する。膣炎・子宮頸管炎・尿道炎を引き起こす。
アメーバ赤痢 世界の人口の10%の糞便から検出されるありふれた微生物で発展途上国の人がかかりやすい。腸管アメーバ症と腸管外アメーバ症に分けられる。下痢、トイレットペーパーに少量の血液が付着する粘血便(痔ではない)、しぶり腹(テネスムス)、鼓腸、排便時の下腹部痛などの症状がみられる。糞口経路により男性同性愛者は、感染しやすい。肛門と口唇の接触を避けなければいけない
毛じらみ症 陰毛に卵が粘着し吸血昆虫による性行為感染症
疥癬 猛烈に痒い。疥癬虫(ヒセンダニ)がヒトの皮膚に卵を産み付け寄生する。感染力が強く免疫力が低下している高齢者が老齢施設でが集団感染することが多い。

 

恥ずかしい人にいえないアソコの悩み

 

陰部は膣の分泌液で常に湿った状態です。生理用ナプキンやおりものシートにかぶれてもアソコが痒くなります。何らかの性感染症に感染していると痒くて眠れなくなることもあります。おりものの色や量がおかしい、ポロポロしたおりものが出る、おりものが臭い、生理用ナプキンやおりものシートにかぶれ、デキモノが出来た、場所が場所だけに恥ずかしいと診察に行くのをためらう人もますが、おりものや痒みは、悪化しやすいので早めに診察してもらいましょう。

 

セルフケアや市販薬で症状がおさまるのは、初期で軽症のときだけです。感染しにくい体を作るために

  1. ストレスを溜めない
  2. 市販薬(フェミニーナ軟膏)を使ってみる
  3. 刺激が少ない下着を身につける
  4. ナプキンを布ナプキンにかえる
  5. おりものシートも布製にかえる
  6. ビデより乳酸菌配合ジェルのインクリアを使う

性病記事一覧

女性不妊や男性不妊の原因になりやすい性器クラミジア感染症。セックスによって感染する性感染症には、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、梅毒、エイズがあります。STDの中でも女性に多いのが、クラミジアで性交・オーラルセックス・キスなど粘膜の接触により感染します。性交経験は、低年齢化・若年化がすすんでおり感染に気付かないまま他人にうつす人も少なくありません...